次いで多いいじめが、この「気持ち悪い」です
別に本人は何もしていないのに、近くから聞こえる「うえっ」「キモッ」「チッ」
酷い時には、向こうからわざわざ近づいてきて言ってくることも
気のせいかと思っている内に悪化していき、やがてひどく苦しむようになるいじめです
これもまた証拠がなく対策が難しいいじめですが、これもまた速読が得意とするいじめです
「気持ち悪い」と似ていますが、こちらは本人のいないところでされるパターン
人から人へ伝わっていき、本人が気づかないうちに陰口は広まります
気づいた時には広まりきっていて、理由もないのに、誰からも嫌われてしまいます
無視や「気持ち悪い」と比べれば大人からやめるように言いやすいいじめではありますが、それで止まらないのがいじめと言うもの
これもまた、被害者自身での自己防衛が重要となります
いじめが解決しない、対策もできないままで行きつく先は、2つしかありません
その1つが不登校です
「無理矢理行かせたくない」「死んでしまうよりはいい」「学校でなくとも勉強はできる」
それはそうなのですが、行けるなら行った方がいい、というのはお分かりいただけるでしょう
いじめが原因で不登校になるのは、「行きたくない理由」が「行く理由」より大きくなるから
ならば、逆に「行く理由」「行きたい理由」を大きくしてあげればいいのです
それを実現する数少ない手段の一つが、速読です
幼稚園から中学まで、ずっといじめられてたんですよね
幼稚園の頃は、三輪車に乗った他の子に後ろから追いかけられたり
小学校の頃は、何かとバカにされたり、からかわれたり
中学の頃が一番ひどくて、バカにされたり、物を隠されたり、仲間はずれ、陰口、やることなすこと邪魔されたり
これだけいじめられてばかりなのには、当然理由はあります
細々としたことも含めるといろいろありますが、特に大きいのは、
・身長が小さいこと
・運動神経が悪いこと
の2つでした
背の順で並んだ時、小1から中3まで常に先頭でしたし、
小学校では6年間サッカー、中学では3年間柔道に励んでも尚、生まれ持った運動神経の悪さは克服できず、常にクラスでドベでしたね
この2つに共通しているのは、「自分の力ではどうしようもないことが原因」ということなんですよね
私の性格が悪いとか、過去に悪いことをしたとかなら何とかなったと思うんですけど、身長と運動神経ですから
子どもというのはそういうところに弱みを見出していじめたがるものですから、常に私はいじめのターゲットになり続けたわけです
当然辛くて苦しかったので、なんとかしようとしました
最初にやったのは、直接「やめてー!」と言うことでした
まあ当然うまくいきません
そりゃあ、相手はこっちを下に見てるからいじめるわけで、そんな私が文句を言ったところで、向こうに従う理由はないんですよね
そんなわけで、自力の正攻法で解決するのは無理でした
次にやったのは、先生に相談するというか、言いつけることでしたね
まあ子どもですから、手札はそこで尽きるわけです
それを小学3年生までは続けていました
一応それで解決はするんですが、「ごめんね」「いいよ」教育ですから、1ヶ月もしないうちに再発するんですよね
で、小3の時の担任の先生がね、ほんとに…単純に無能だったのか、めんどくさがっていただけなのか、はたまた私のことが嫌いだったのか、10年以上も経った今となってはもうわかりませんけど、いじめを相談したらこんなこと言ってきたんですよ
「そうやって告げ口なんかするからいじめられる」
「全速読くん(私のことです)の方に問題があるんじゃない?」
これがね、もうちょっと理性的にものごとを判断できる年齢ならいいんですよ
でもね、小学3年生
早めの反抗期でもない限り、先生や親の言うことならなんでも信じちゃう年頃ですよ?
そんな年齢で、先生にそんなことを教え込まれたのが運の尽き
そこから中3まで、いじめられても誰にも相談することなく、自分の中で飲み込んで耐える子供になってしまいました
それ以来いじめを大人に相談しなくなったわけです
そっからが問題で、いじめをやめさせるために取れる手段がなかったわけです
そうなると、もうひたすら我慢するしかありません
毎日何をされても言われても我慢我慢我慢
休み時間には何も気づいていないふりをしてクラスの遊びに参加し、他の時間はクラスメイトとの関わりを極力絶って生活をしていました
私の親も心配してくれてはいたのですが、当時の私は「大人に相談してはいけない」と思っていたので、「なんでもない!」と返すばかりで、心配をかけてしまったなぁと、今は反省しています
その果てに待つのは、日本に蔓延する不登校や自殺といった末路なわけで、子どもながらに何とかしないといけないとは思っていました
で、なんとか気を紛らわせようとした結果、入りびたりになったのが図書館です
本を読んでいるうちは誰とも話す必要がありませんし、物語に没頭できますから、いじめを我慢するのに最適だったんですよね
そうやって毎日毎日本を読んでいるうちに、不思議と何をされても言われても、平気になってきたんです
その原因は何かって考えると、読むスピードが速くなったことにより集中力のほとんどを読書に割いて、「いじめがつらい」ということを考える隙間が脳の中に全くなくなってしまったことなんです
つまり、速読を極めると(極めなくてもいいですが)、集中力が消費されるようになり、いじめなんていうどうでもいいことを考える余裕がなくなって、最終的に、いじめに対する鉄壁の防御になるっていうことなんです
これは実際にやってもらわないと、どのくらい効果があるかっていうのは分かりにくいんですが……
参考までに、私の読書経験と速読能力をご紹介しますね
今まで読んできた本は、多い時には1日約20冊、これまでの人生で読破して来た本は、思い出せる範囲だけでも6,000冊は超えます(ちなみに日本人の平均的な生涯読書量は2000冊程度です)
速読能力としては、現在は1分間に3,000文字以上読むことができます
日本人の平均の読書速度が1分間に4~600文字程度なので、その5~7倍の速度で読むことができると考えてもらっていいです
とはいえ、いじめ対策として見たときは、1分間に1,000文字~2,000文字読めるくらいで十分です
3,000文字っていうのは、私みたいな本が好きで好きで仕方がない、読書馬鹿が身に着けるレベルですからね
その1,000文字~2,000文字っていうのが、ちょうど私が高専流速読術と銘打って教えている内容で身につくスピードなんです
で、そのくらいなら割と簡単に身につくんですけども、「小説を1,000冊読めばそれくらいはできるようになるよ」って言うのが、多くの読書家の認識なんです
そんな大量の本、1冊1,000円だとしても100万円、1日1冊読んでも3年かかります
とはいえ、それは特に速読のトレーニングをしないで、本を楽しんで読むだけで身に着けるには、という話です
高専流速読講座では、本来それだけかかる内容を、1ヶ月に凝縮して身に着けていただきます
つまり、私の高専流速読講座で学ぶことで、
・一般的に言われるいじめ対策よりも効果があり
・実際にいじめを乗り越えた実体験に基づく方法を
・凝縮した1ヶ月で身に着けることができる
というわけです